しいたけには、「菌床しいたけ」と「原木しいたけ」があります。その大きな違いは、栄養剤を入れたおがくずを固めたブロックから生やす方法(菌床)と、くぬぎ等の原木に種を打ち込んで生やす方法(原木)です。
日本のしいたけ生産における割合は、菌床栽培が約9割、原木栽培が約1割で食の安定供給などから考えると、どちらとも必要ですが、おいしさはやはり原木に勝るものはないと私は思います。
原木しいたけは日本で昔から栽培されてきた方法で、より自然に近い栽培方法です。栽培場所のある神納川地域は水、空気、土が大変きれいです。栽培する原木のすべてに十津川産材を使用しております。
その環境を生かし、原木しいたけ~isao茸~では安全で、よりおいしいしいたけの品種を栽培することにこだわっています。そして、しいたけ栽培を通じ、この地域の活性にこれからも取り組んで行きます。